Apple Watchを捨てたらもっと自由になれた話
こんにちは。無添加ぐりこ (@mutenkay) on Twitter
Apple Watch好きですか?
もし「Apple Watch大好き!これがないと生きていけないの!」
なんて方がいらっしゃいましたら、今すぐにここでこの駄文を読まれないことをおすすめいたします。
ただ少しでも「これってさ..」とか、「また新しいのが出たのか..しょうがない..買うか」なんて思ってる方には是非このまま読み進めていただければ幸いです。
それでもApple Watchは魔法のデバイス
Apple公式サイトより
「あなたがすでにお持ちの高性能端末iPhoneと即座に連携、お手元でiPhoneを遠隔操作、どんな情報、通知も見逃しません。そう、それはまるで魔法のデバイス。」
アップル社は、iPhoneに次ぐ革新的なデバイスとしてリリース、アップルユーザーはもちろんの事、とりわけiPhoneユーザーを虜にしてきました。ラグジュアリーなデザイン。高速に動作し、Apple独自の独創的かつ、美しいUI。そんなApple Watchもリリースから早5年。5世代目、watchOS6によりさらに進化をしようとしています。
もちろん生粋のアップルユーザーである私も、iPhoneと共にその恩恵に預かろうと考える事なく脳死的に予約購入。信者。考えたら負け。
手元にiPhoneがあってもドヤ感満載でApple Watchで操作。不必要な通知を横目に乱れる集中力。たるんでいく体をよそ目に、アクティブ動作の確認。心拍数をモニタリング。もちろん何もしなくてもそれを見てうっとり悦タイム。その先の結果を目的とすることなく、すでに手段が目的化(ガジェット好きによくある一種の病気か?)しつつ、それに目を瞑りながら満足感というより形骸化した達成感を感じていました。
Apple公式サイトより
どこかで何かしらの違和感を感じていました。そして、使い続けてわかった事が1つ。
何かできそうで何もできない。それがApple Watch
手首におさまる従来の腕時計の形に、その多大な機能を凝縮した結果、小さく見づらい画面サイズ、
その小さい画面を指でなぞるという操作性の悪さ、また毎日使う腕時計としの最大の欠点である電池持ちの悪さ。上げだすとキリがありませんが、それでもApple Watchの世界的なセールスをみるとその恩恵を感じている人が多いのも事実。これはわかってる。でもね。
Apple Watchはまるで手錠のようだった。
Apple公式サイトより
通知
「ツイのリプが来たぞ、はよ返せや」
「メール来たで、チェックしとけや」
とにかく鳴りまくるけどお構いなし。でも、これをオフ状態にするとApple Watchの大半の仕事を奪う事になります。それはできない。なんせそれこそがApple Watchの存在意義だから。
アクティブ機能
「おや?動いてないな?そろそろ動けよ」
「今日は運動が足らんな、またデブに近づいてるぞ、気を付けろ。」
「今日はそこそこアクティブだな、褒美にバッチをやろう」
インドア派の私にはこれが1番つらい。それより静かに集中力を高めたい時に手首の伝わる振動と、映し出される「ご親切なお言葉」に掻き回される事必至。モニタリングされているというより、もはや監視レベル。プリズナー。
カレンダー機能
「次はこれだ、早く移動しろ。」
「ちっ、遅れたのか。まあいい、この道で行けよ、もちろん外れたらまた教えてやるから。」
予定は未定。臨機応変に対応するものなのです。
もう限界。「人が使うデバイス」が、「デバイスが人を使う」という矛盾。
ごめんなさい。別に「Apple Watchは悪」と書きたいわけではありませんし、いまでも最上級のモバイル端末の1つだと思っています。もちろんビジネスシーンでもプライベートシーンでもApple Watchがあってよかったと思えるシチュエーション、素晴らしい機能はたくさんあります。それは、
時計
日時
計算機
以上。
かなりのヘビーユーザー。
役に立ってるさすがだぜApple Watch。買ってよかったApple Watch。
使い続けるぜ、電池とお財布の続く限り。
そんな日々の中でであった衝撃
これ
チープカシオ、略してチプカシ。
あのカシオの放つ「カシオスタンダード」というシリーズ名の廉価版(チープな)腕時計。見たことあるでしょ?
ホームセンターで売ってるアレです。でも、あなどることなかれ。
数々の逸話をもち、世界中で愛されること数十年。シンプルなデザイン。簡単な操作方法。誰でも手に取りやすい価格設定。どんな使用環境でも耐えうるタフさ。そして驚異の電池持ち。7年。ヤバすぎるだろ。
とくにこれ
時間
日にち
計算機付き。
ああ、これだったんだ。これしかない。出所。おめでとう。
親切に何を知らせることもなく、まして際立つ主義趣向もなく、ひっそりと目立つことなくそこにあるだけ。いまでも私の手首で変わらず淡々とデジタル数値が時を刻み、この駄文を集中して書いています。
レビューですか?書きません。
というより、書くことがありません。
そろそろ行きますね。では、今日はこれにて。
暇人の死んだ心を揺さぶるものに思うこと。
暇人です。
働き方改革などといわれる前から、セルフ働き方改革を断行し、やりすぎた結果、暇人までになりました。そんな働き方改革の成れの果てである暇人の私は、サブスクリプションサービスが大好きです。
「好きな時間に」
「好きなものを」
「好きなだけ」
この今の時代だから許されるであろう、「わがまま」を体現したようなウェブサービスは、私の生活を一変させました。激しく寝坊して自己嫌悪に陥った朝(暇人特有)も、将来に対する不安感に押しつぶされ、消えそうな夜も(暇人特有)、自分にあった映画やドラマ、ドキュメンタリー、はたまた音楽を発見する喜びは、疲弊し荒んだ心を癒し、時に励まされ、明日へ生きる活力が生まれるものです。まあだいたい勘違いなんですけどね。でも、その時だけでも楽しい。大好き。
サブスク貧乏
現在、数々あるサブスクリプションサービス。
価格、配信量とも甲乙つけがたい、まさに動画、音楽配信とも「戦国時代」の様相。もちろん私も以前はフルコンプリートする勢いで加入していきました。ただやはりそこは戦国時代。各動画、音楽配信サービスもユーザーの流失を防ぐべく、キラーコンテンツともなりゆるものを投入していきますが、人の好みとは、対象人数が多くなればなるほど収束していくもの。よって、配信サービスが違っても、同一タイトルばかりな「こんなに入ってても意味なくね?」状態に。お財布的にも、お財布的にも、お財布的にも辛くなってきたので、動画配信、音楽配信に関して「断捨離」を行いました。まじ意識高い。
3日悩んだ結果
そんなサブスク廃人の私が断捨離を行う上で重要にしたポイントをまとめて書き残します。
◯動画系
- 邦画、洋画、国内外ドラマ、アニメなど多岐にわたるバランス感。非特化型。
- お値ごろ感。←最重要事項。
- UI(メニュー画面の見やすさ。検索精度)
◯音楽系
- 洋楽、邦楽のバランス感。非特化型。
- お値ごろ感。やっぱり最重要事項。
- ストリーミング配信におけるレスポンスの高さ。
- プレイリストの管理のしやすさ。
以上のポイントをベースに断捨離。
◯動画系
hulu (フールー)
Hulu(フールー)は、アメリカカリフォルニア州ロサンゼルスに本拠地を置く動画配信サービス。Huluとは中国語で大事なものを入れる入れ物であるひょうたんを意味する「葫芦」(繁体字: 葫蘆、拼音: )とインタラクティブに記録することを意味する「互录」(繁体字: 互錄、拼音: )とにちなむ。琉球語のフールーについては豚便所を参照。
(wikipediaより引用)
ひょうたんだとか豚便所だとかどうでもいいのです。使えるかどうかが重要。
アメリカより黒船のごとく来日した言わずと知れた動画配信サービス。サービス当初は、海外コンテンツが多かった印象でしたが、日本テレビと提携、運営により今ではバラエティーとんだコンテンツ群になっています。
- バランス感◎
- 値ごろ感 ◎
- UI ◯
浅いが広いコンテンツ内容。細かく気分によって観るもの変えることができる部分を評価。残し。
◯音楽系
Apple Music (アップルミュージック)
Apple Musicは、個人980円、ファミリープラン1480円で音楽が聞き放題のサービス。iTunes Storeに配信されている曲の大半が聞くことが出来る。Apple Musicを利用するには、Apple IDとiTunesが必要で、iPhone、iPad、iPod touchのiCloud ミュージックライブラリをオンにする必要がある。ストリーミングで再生することもダウンロードして保存して聞くことも可能である。ただしダウンロードした曲にはDRMがついているため、サービス解約後は聞くことが出来なくなる。
iTunesでApple Musicの曲をダウンロードした場合は、iTunesフォルダ内のApple Musicフォルダに保存される。また、無料で楽しめるBeats 1というストリーミングラジオサービスがある。
(wikipediaより引用)
アップル製品を使っているなら断然このサービス。お国柄洋楽が少し多めの印象ですが、「聴く」ということより、新しい音楽を「発見」するという別の楽しみ方を提案してくれたサービス。それを一切邪魔しない単一アプリ(この場合純正ミュージックアプリ)にて、すべて管理できる(デバイス間での共有ユーザーフレンドリー感は◎。
- 洋楽、邦楽のバランス感。 ◯
- お値ごろ感。 ◎
- ストリーミング配信におけるレスポンスの高さ。◎
- プレイリストの管理のしやすさ。 ◎
お値段をもう少し頑張っていただきたいところ。ただそれ以上にありあまる純正アプリ内での管理におけるレスポンスの高さはプライスレス。まじ神。ありがとうアップル。残し。
なかなかの断捨離具合
捨てました。涙を飲みつつ。
あれもこれもと思いがちですがやはりそこは「知足」。少しこのまま運用していきたいと思います。
今日はここまで。
アップルスペシャルイベントに思ったこと。
アップルスペシャルイベント。
もうすでにディスコン扱いになっていたiPadAir、iPad miniの突然の新型機登場、そして翌日のiMacのサイレントアップデートと、3月25日にあるスペシャルイベントまで何かとニュースが絶えないアップル社。新ハードや、新サービスの登場は、多くの人々の目に止まりネット上に収集しきれないほどのニュースで溢れかえりますが、こうした中、iPhone、Macなどの従来のアップルユーザーの目線は意外と冷静。これが信仰心の賜物(買うけどね。)といいましょうか、無我の境地(買うけどね。)といいましょうかわからないですが、そんなひとりが私です。
でも実はこっちが本編。
そんな私が常用するもの。pages。
美しいレイアウトフォント。
直感的に操作可能なUI。
このアプリを使って作業している時、アップル社製デバイス(iPhone、iPad、Mac)を使っていて本当によかったと思える神アプリなのですが、リリースから言われている最大の欠点をご存知でしょうか?
それは「縦書きができない」
この日本で「縦書きができない」ワープロアプリは、もはやオワコン扱いされたも同然。前文で挙げた素晴らしい長所を打ち消し、さらに信仰心のある古参アップルユーザーですら匙を投げるクソ部分でした。しかも、その問題は長年放置されつづけ(まあわかる)、今に至りますが、そんなアップルユーザー、いや、pagesユーザーにこっそりグッドニュース。
はいこれ、無敵。正義。
もう多くは語りません。きっと私の様にこのニュースを読んで1日小躍りしながら過ごした人は少なくないでしょう。新型のデバイスだの、新サービスなど、すでにどうでもいいのです。いや、気になりますごめんなさい。
でもねこれ。これだけでもうお腹いっぱいです。ありがとうアップル。日本人を見捨てないでくれて。
今日はこれにて。